洗濯機は粗大ゴミとして捨てられない
要らなくなった洗濯機を処分したい時、粗大ゴミとして捨てられないことをご存じでしょうか。
洗濯機は、家電リサイクル法によって指定された「家電4品目」の一つに該当しているので、粗大ゴミとして自治体に収集してもらうことができません。
例えば、今まで使っていた洗濯機が壊れて買い替えする場合なら、新しい洗濯機を購入する家電量販店に相談しやすいと思います。
でも、引っ越しなど買い替え以外の理由で不要になった場合は、どのようにして処分したら良いか悩みますよね。
不要な洗濯機の3つの処分方法と各処分費用
ここからは、不要になった洗濯機の3つの処分方法と、それぞれの方法での処分費用について、わかりやすく解説します。
①家電量販店で新しい洗濯機を購入する際に引き取ってもらう
まず1つ目は、処分する洗濯機を購入した家電量販店に依頼する方法です。
最寄の店舗まで洗濯機を持ち込み、リサイクル回収を依頼
↓
店舗で「リサイクル回収料金+収集運搬料」を支払う
最寄りの店舗に連絡し、訪問回収を依頼
↓
自宅まで回収に来た業者に料金を支払う
リサイクル回収料金 | 2,530円(税込)~ |
収集運搬料収集運搬料 | 1,650円(税込) |
訪問回収費 ※リサイクル回収のみの場合 | 2,750円(税込) |
②購入した洗濯機のメーカーに回収してもらう
2つ目は、処分する洗濯機のメーカーに回収を依頼する方法です。
洗濯機の保証書などに記載されているメーカーの連絡先に問い合わせて、回収を依頼します。
家庭用洗濯機・衣類乾燥機の家電リサイクル料金は、2,530円(税込み)と定められています。さらに、「収集・運搬料金」が別途必要となる場合があります。
③不用品回収業者に回収してもらう
洗濯機を新しく買い替える時以外でも、例えば一人暮らしをしていた家族が実家に戻ってくることになった、パートナーと一緒に住むことになって引っ越す、などの理由で洗濯機が不要になることもありますよね。
そんな時は、不用品回収業者に回収の依頼をするのが、最も便利でおすすめの処分方法です。
販売店で訪問回収してもらうにしても、メーカーに回収をしてもらうにしても、一番のネックになるのは日程調整。
不用品回収業者は、24時間365日年中無休で申し込みを受け付けているところも多いので、予定の調整をしやすいのが嬉しいですね。また、回収費用にはリサイクル料金も込みになっています。
そして、自治体に依頼して回収してもらう場合のように、リサイクル券を購入して貼るといった手間が必要ありません。
洗濯機単独でももちろん回収してもらえますが、引越しのタイミングで他の不用品と一緒に回収を依頼するなら、定額パック料金が適用されて不用品の量が多いほどお得になることもあります。
さらに、使用年数や状態によっては、高く買取してもらえるかもしれませんよ。
まとめ
今回は、不要になった洗濯機の処分方法について解説しました。
洗濯機・衣類乾燥機は、家電リサイクル法の対象品目で処分方法が厳しく定められています。
時間の都合や労力のかけ方、処分費用との兼ね合いもあると思いますが、家電量販店、メーカー、不用品回収業者の中で時間的にも労力の面でも負担が軽いのは、不用品回収業者に依頼する方法です。
ご自身の予算や状況に合った処分方法を決める参考にしてみてくださいね。