引越し時に出た不用品・粗大ゴミの処分方法4選
引越しの時に必ず出るものといえば、不用品、粗大ゴミですよね。
内容と量によっては、処分方法に困るケースも多いのではないでしょうか。
この記事では、引越し時に出た不用品・粗大ゴミを処分する際に知っておきたい4つの方法について解説します。
①自治体で収集してもらう
引越し時に出た一般ゴミは、住んでいる自治体で収集してもらうのが最も現実的です。
自治体によってゴミの出し方のルールが違います。
可燃ゴミ
・収集日:週2回
地区ごとの指定曜日(年末年始を除き、祝日も収集あり)
・出し方
可燃ゴミ指定袋(45、30、20、10、5リットル)に入れて口を結び、収集日当日の朝8時までに、地域で決められているごみステーションへ出す。
可燃ゴミに該当するのは、
台所から出る生ごみの他、カセットテープやビデオテープ、調味料や洗剤の軟らかいプラスチックボトル、皮革類、ゴム類、木の枝・草・葉、再生利用できない紙類や布類などです。
不燃ゴミ
・収集日:月2回
地区ごとの指定収集日(年末年始を除き、祝日も収集あり)
・出し方
不燃ごみ指定袋(10リットルまたは20リットル)に入れて、収集日当日の朝8時までに、地域で決められているごみステーションへ出す。
不燃ゴミに該当するのは、
文房具やCD、弁当箱など手で曲げると割れるような堅いプラスチック類、調理器具や工具など金属類、食器(ガラスや陶磁器)、刃物、小型家電、傘などです。
自治体のごみ収集は、決められた日に指定の場所に出さないといけないのが大きなデメリットと言えます。
ゴミ収集日に合わせて仕事を休むのは大変ですよね。
時間に余裕のある人でなければ、アテにするのは難しいでしょう。
②不用品回収もしてくれる引越し業者を利用する
引っ越し業者の中には、不用品回収もオプションで対応してくれるところもあります。
A社では、事前に相談すれば不要になった家具などの粗大ゴミの回収をしています。
また、B社では、不用品買取や不用品リサイクルサービスも行っています。ただし、いずれの業者の場合も、地域によって対応できないエリアもあるため、確実な方法とは言えません。
③フリマアプリ・ネットオークションに出品する
不用品の中でまだ使えそうなものについては、フリマアプリやネットオークションに出品するのも一つの方法です。
うまく売れればお小遣い稼ぎにもなりますし、処分費用の節約も可能。ただ、出品しても売れるとは限りません。
引越し日が迫っていれば、売れるまでずっと待っているわけにもいかないので、あまり期待しすぎない方がいいでしょう。
④不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼すれば、不要品の量や大きさにかかわらずスピーディーに回収してもらえます。
電話した即日に来てもらえたり、深夜・早朝の回収対応、買取サービスをしているところもあります。できるだけ手早く片付けたい、忙しい人にピッタリです。
引越しは、これまで何となく捨てられずに持っていたものを思い切って処分する絶好の機会でもあります。新居へ持って行く荷物を減らせれば、引越し費用を抑えることができるので、一石二鳥です。
引越し時に出た不用品・粗大ゴミを処分しなくて済んだレアケース
昨年、私の友人が引越しした時の体験談なんですが、イタリアの人気ブランド「Cassina」のコーナーソファを置いたまま退去させてもらえました。
友人は部屋のインテリアに凝っていたんですが、お気に入りのソファーを引越し先には持って行くことができず、まだ綺麗で十分使えるでもったいないと悩んでいました。
大家さんに相談したところ、「この部屋には姪がしばらく住むことになって、写真を見せたらとても気に入ったので、そのまま置いて行ってくれてOK」と言ってもらえたんです。
こういうケースは稀ですが、ダメもとで相談してみる価値はありますよ。
まとめ
今回は、引越し時に発生する不用品・粗大ゴミを処分する際の4つの方法と、私の友人の体験談をご紹介しました。
不用品回収業者を上手に利用することで、スピーディーでお得に処分できます。
ぜひ参考にしてくださいね。