自転車の防犯登録抹消方法は?
免許不要で気軽に乗れて、小回りのきく自転車。日々の生活の足として、よく使っている人も多いと思います。
自転車を買う時には、新車・中古を問わず防犯登録をしていますよね。
では、自転車を処分する時には、防犯登録をきちんと抹消していますか?
防犯登録を抹消しないまま自転車を処分すると、盗難や犯罪に巻き込まれるリスクがあるので要注意です。
もし、防犯登録が自分の名前で残ったまま友人に譲り渡してしまったら、新しい持ち主である友人が自転車を盗難した疑いをかけられる可能性があります。
また、粗大ゴミとして出す場合でも、回収までの間に誰かに持ち逃げされたり、回収後に転売して犯罪に悪用されるようなことがあれば、元の持ち主が容疑者扱いされてしまいます。
そのようなトラブルに巻き込まれないよう、防犯登録を抹消してから処分することを強くおすすめします。
防犯登録の有効期限は7~10年で、期限が切れると自動的に抹消されます。
有効期限内に処分する場合には、抹消手続きを忘れずにしましょう。
防犯登録の抹消手続きを行えるのは、自転車防犯登録所の看板がある自転車販売店もしくは警察署です。
購入した店舗ではもちろん、全国どこの自転車販売店でも自転車防犯登録所の看板がある販売店なら、登録抹消手続きが可能です。手数料は基本的に無料ですが、一部地域では数百円程度かかるところもあります。
防犯登録の抹消手続きには、
が必要となります。
不要になった自転車の5つの処分方法
自転車を処分するには、買い替えの場合は販売店で無料もしくは格安で引き取ってくれるケースも多いです。
しかし、処分方法によっては有料だったり、販売店で手続きが必要となる場合もあります。
ここからは、不要になった自転車を処分する際に知っておきたい、5つの処分方法について解説します。
①自治体の粗大ゴミに出す
自転車を自治体の粗大ゴミに出す場合には、事前予約が必要となる自治体が多いです。
自治体によって細かいルールや流れは異なりますが、一般的には下記のような流れになります。
まず電話やインターネットで予約
↓
役所や地域の商店で自治体指定の金額分のシールを購入
②自転車屋で引き取ってもらう
自転車屋さんに持ち込んでも処分してもらえます。
比較的規模の大きいチェーン店なら、自店で購入した自転車と他店で購入した自転車とで手数料の差はあるものの、格安で処分できます。
③フリマアプリに出品する
メルカリやジモティーなどのフリマアプリで売る方法もあります。
ブランド価値の高い自転車は、高値で売れやすいです。
フリマアプリで売る時は、購入した人が防犯登録できるように、自分の防犯登録を抹消しておくのを忘れないようにしないといけません。
また、発送の手間が大変なので、手間をかけたくない人にはあまり向かない方法です。
④自転車買取専門店で売却
自転車買取専門店に買取を依頼する方法もあります。
特に電動アシスト付き自転車やロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなどは高く売れることが期待できます。
買取専門店のホームページから「譲渡証明書」をダウンロードして、印刷した用紙にあらかじめ記入した状態で用意して行くとスムーズです。
⑤不用品回収業者に回収依頼
要らなくなった自転車を処分したい時には、不用品回収業者に依頼する方法もおすすめです。
特に、処分したい自転車の状態が良くない場合は、フリマアプリや自転車買取専門店で売れることはほぼ期待できません。骨折り損に終わる可能性が高いです。
また、粗大ゴミで出すための申し込み手続きにも手間がかかりますし、近隣の自転車販売店に持ち込むにしても、例えば長年乗っていない間にパンクしていた場合など、店頭まで自転車を押して持って行くのは大変ですよね。
不用品回収業者なら、自宅まで回収に来てもらえるので余分な手間がかかりません。
また、自転車の状態に関わらず回収してもらえるので安心です。
まとめ
要らなくなった自転車を処分する時には、トラブルを避けるためにも防犯登録の抹消を忘れずに行いましょう。
自治体の粗大ゴミに出す、自転車屋さんに引き取ってもらう、フリマアプリに出品、自転車買取専門店に売却といった処分方法もありますが、時間と手間がかからず簡単なのは不用品回収業者に依頼する方法です。
この記事でご紹介した内容を参考に、正しく安全な方法で自転車を処分してくださいね。