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引越し時に不要になったエアコンの処分方法はどれがベスト?

目次

エアコンは家電リサイクル法の対象品目

古いエアコンは、自治体の粗大ゴミ収集には出すことができない家電4品目の1つです。

1998年に施行された通称「家電リサイクル法」では、下記4つの家電が「特定家庭用機器廃棄物」に指定されていて、それぞれ処分方法が厳しく定められています。

●エアコン
●テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)
●冷蔵庫・冷凍庫、
●洗濯機・衣類乾燥機

家電リサイクル法とは、家庭から出される家電製品の中から、まだ使える有用な部品や材料をリサイクルして、資源の有効利用を推進することを目的に作られた法律です。

引越し時に不要になったエアコンの処分方法3選

では、不要になったエアコンは、どのように処分すれば良いのでしょうか?
ここからは、エアコンの処分する際の3つの方法について詳しく解説します。

①家電量販店で引き取ってもらう

まず1つ目は、処分するエアコンを購入した家電量販店に依頼する方法です。

ここでは、大手家電量販店の「ヤマダ電機」を例にしてご紹介します。
自分で店頭へ持ち込む場合
最寄の店舗までエアコンを持ち込み、リサイクル回収を依頼

店舗で「リサイクル回収料金+収集運搬料」を支払う
自宅まで回収に来てもらう場合
最寄りの店舗に連絡し、訪問回収を依頼

自宅まで回収に来た業者に料金を支払う
リサイクル回収料金990円(税込)~
収集運搬料収集運搬料1,650円(税込)
訪問回収費 ※リサイクル回収のみの場合2,750円(税込)
リサイクル料金・収集運搬料は品種やサイズにより異なります。

エアコンの取り外し等の工事が必要で費用が発生する場合には、別途工事料金がかかります。

家電リサイクル法によって指定された「家電4品目」の一つである洗濯機の処分方法については下記の記事を参考にして下さい。

②そのエアコンのメーカーに回収依頼

2つ目は、処分するエアコンのメーカーに回収を依頼する方法です。
エアコンの保証書などに記載されているメーカーの連絡先に問い合わせて、回収を依頼します。

家庭用エアコンの家電リサイクル料金は、990 円(税込み)と定められています。
さらに、「収集・運搬料金」が別途必要となる場合があります。

③不用品回収業者に回収依頼

引越しに伴いエアコンが不要になる場合、不用品回収業者にエアコンの回収も依頼するのが最も手軽でおすすめです。

販売店で訪問回収してもらう場合も、メーカーに回収をしてもらう場合も、日程調整が必要になります。引越しのスケジュールとタイミングを合わせるのは、難しいケースもあるでしょう。

また、自分で取り外しを行うのは大変ですし、業者に依頼するとなると工事料金を別途支払う必要が出てきます。
不用品回収業者に依頼すれば、リサイクル料金も込みになっています。

また、自治体に依頼して回収してもらう場合のように、リサイクル券を購入する必要がありません。

取り外しや回収の依頼をする時間や労力がかからず、他の不用品と併せて回収してもらえるので、とても便利ですね。さらに、使用年数や状態によっては買取金額がつく可能性もありますよ。

不用品回収業者に依頼するメリットは下記の記事で詳しく解説しているので興味があれば読んでみて下さいね!

まとめ

今回は、引越し時に不要になったエアコンの処分方法について解説しました。

エアコンは、家電リサイクル法の対象品目で処分方法が厳しく定められています。
家電量販店、メーカー、不用品回収業者のどこに回収を依頼するかよく検討して、ご自身の予算や状況に合った方法で正しく処分しましょう。

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